アップデート
ソフトウェアのアップデート
- 左上のリンゴのアイコンから「この Mac について」を開く。
- 「ソフトウェア・アップデート…」をクリックする。
App Store のアップデート
- 左上のリンゴのアイコンから「App Store…」を開く。
- 「アップデート」をクリックする。
ユーザアカウント名やホームフォルダ名の変更
macOS のユーザアカウント名とホームフォルダ名は同じにしておく必要があるの注意すること。手順は以下の通り。
- 別の管理者アカウントを作成する。(ここで作成したアカウントは一連の作業後に削除する)
- 名前を変更するアカウントからログアウトして、別の管理者アカウントにログインする。
- ホームフォルダの名前を変更する。
- アカウントの名前を変更する。
- 名前を変更したアカウントにログインし、別の管理者アカウントを削除する。
- Finder の環境設定を開き、サイドバーの項目をチェックする。
別の管理者アカウントを作成する
- 画面左上のアップルメニューから「システム環境設定」を選択
- 「ユーザとグループ」を選択
- 鍵マークをクリックし、パスワードを入力する。
- ユーザアカウントの追加のための「+」をクリックする。
- 新規アカウントを「管理者」にして、その他の項目を入力する。
ただし、このアカウントは後で削除するので適当に入力すればよい。名前は既存のアカウントと被らないようにすること。 - 「ユーザを作成」をクリックする。
別の管理者アカウントにログイン
名前を変更するアカウントからログアウトして、上記で作成した新しい管理者アカウントにログインする。
- 画面左上のアップルメニューから「(アカウント名)をログアウト」を選択
- 作成したアカウントが表示されているので選択する。
- アカウント作成時に設定したパスワードを入力する。
- いろいろ選ばされるが、「続ける」や「スキップ」などで進める。
ホームフォルダの名前を変更する
アカウント名よりも先にホームフォルダの名前を変更する必要がある。その手順は以下の通り。
- 画面上のメニューバーの「移動」を選択する。
- 「フォルダへ移動」を選択する。
- 「/」と入力する。
- 「ユーザ」を選択する。
- 表示されているフォルダが各ユーザのホームフォルダなので、変更したいユーザのホームフォルダ名を変更する。変更するには名前の部分をクリックする。
- 名前を入力するとパスワードを求められるので先ほど設定したパスワードを入力する。
アカウント名を変更する
引き続き以下の作業を行う。
- 画面左上のアップルメニューから「システム環境設定」を選択する。
- 「ユーザとグループ」を選択する。
- 鍵マークをクリックし、パスワードを入力する。
- 変更したいユーザ名を右クリックし、「詳細オプション」を選択する。
- 「アカウント名」の入力欄に、先ほど変更したホームフォルダ名を入力する。
(アカウント名とホームフォルダ名は同じする必要があるため) - 「ホームディレクトリ」の入力欄の文字列を「/Users/アカウント名」となるように変更する。
- 「フルネーム」を変更したい場合は、好きな名前に変更してもよい。
- 「OK」をクリックする。
- Mac を再起動させる。
別の管理者アカウントを削除する
ここまでの一連の作業で使用した「別の管理者アカウント」を削除する。手順は以下の通り。
- 再起動したら、名前を変更したアカウントにログインする。
- 画面左上のアップルメニューから「システム環境設定」を選択する。
- 「ユーザとグループ」を選択する。
- 鍵マークをクリックし、パスワードを入力する。
- 削除する「別の管理者アカウント」を選択して、「-」をクリックする。
- 表示されたダイアログで「ホームフォルダを削除」を選択する。
- 「ユーザを削除」をクリックする。
Finder の環境設定を開き、サイドバーの項目をチェックする
以上でユーザアカウント名・ホームフォルダ名の変更の作業は終わったが、Finder のサイドバーで「デスクトップ」などを選択すると、上手く行かないことがある。
そのような場合は、次のようにする。
- 画面上のメニューバーから「Finder」を選択する。
- 「環境設定」を選択する。
- 「サイドバー」を選択する。
- 「デスクトップ」などチェックを操作する。
システム環境設定
左上のリンゴのアイコンから「システム環境設定」を開く。
Mac の名前を変更する
- 「共有」をクリック。
- コンピュータ名を変更する。
私が購入した中古 Mac ではコンピュータ名が「macのMacBook Pro」となっていたので、これを変更した。
トラックパッド
- 「ポイントとクリック」は全てチェックする。
- 「スクロールとズーム」は全てチェックする。
- 「その他のジェスチャ」は「アプリケーションExpose」以外を全てチェックする。
Dock
画面下にアイコンが並んで表示される「Dock」の設定を変更する。初期設定では Dock は常に表示されているが、これを通常は非表示で、カーソルを Dock の場所にもってきた時のみ表示させるようにする。
- 「Dock とメニューバー」をクリック。
- 「Dock を自動的に表示/非表示」にチェックを入れる。
モニタが消えても Mac をスリープさせない
Mac はデフォルトで一定時間無操作の状態が続くと省エネのため、モニタ(ディスプレイ)をオフにする。そしてディスプレイがオフになると Mac もスリープになってしまうため、処理中のタスクが止まるといった不都合が発生する。
これを防ぐために、ディスプレイをオフにしても Mac はスリープさせないようにする。
- 「バッテリー」をクリック。
- 「電源アダプタ」をクリック。
- 「ディスプレイがオフのときにコンピュータを自動でスリープさせない」にチェックを入れる。
ディスプレイの解像度を変えて、多くの情報を表示させる
- 「ディスプレイ」をクリック。
- 「ディスプレイ」の「解像度」の「変更」をクリック。
- 「スペースを拡大」をクリック。
ただし、解像度を上げると文字が小さくなり、非常に読みにくくなるため、デフォルトのままでもよい。
セキュリティとプライバシー
「一般」をクリック
- 「スリープとスクリーンセーバーの解除にパスワードを要求」にチェックを入れ、「開始後:」を「すぐに」に設定する。
「ファイアウォール」をクリック
- ファイアウォールを「オン」にする。
マウス
- 「マウス」をクリックする。
- 「スクロールの方向:ナチュラル」のチェックを外す。
- 「軌跡の速さ」を最速にする。
キーボード
キーボード
US キーボードを使用している場合、便利な「Control キー」が非常に押しにくいため、Caps Lock キーと交換するなら以下の手順を実行する。
- 「修飾キー」をクリックする。
- 「Caps Lock キー」を「Control」に変更する。
- 「Control キー」を「Caps Lock」に変更する。
ユーザ辞書
- 「英字入力中にスペルを自動変換」のチェックを外す。
- 「文頭を自動的に大文字にする」のチェックを外す。
- 「スペースバーを2回押してピリオドを入力」のチェックを外す。
- 「スマート引用符とスマートダッシュを使用」のチェックを外す。
Finder
左上の「Finder」から「環境設定」を開く。
デスクトップに表示させる項目
- 「一般」の「デスクトップに表示させる項目」で「接続中のサーバ」にチェックを入れる。
ファイルの拡張子を表示させる
- 「詳細」の「すべてのファイル名拡張子を表示」にチェックを入れる。
ステータスバー・パスバー・タブバーの表示
- Finder のウィンドウを表示させる。
- 画面上のメニューから「表示」をクリックする。
- 「ステータスバーを表示」「パスバーを表示」「タブバーを表示」をクリックする。
ターミナルを使った操作
ターミナルの起動方法
Finder から起動する方法
- Finder を起動
- 「アプリケーション」をクリックする。
- 「ユーティリティ」をクリックする。
- 「ターミナル.app」を起動する。
Spotlight検索から起動する方法
- 画面右上の虫眼鏡アイコンをクリックする。あるいは「command」+「space」
- 「terminal」、「ターミナル」などと入力する。
- 「ターミナル.app」を選択する。
シェルを確認する
$ echo $SHELL
Finder で隠しファイルの表示・非表示
隠しファイルを表示させる場合
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
$ killall Finder
隠しファイルを非表示にする場合
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles FALSE
$ killall Finder
Homebrew のインストール
Mac のパッケージマネージャーである Homebrew をインストールする。
公式サイト:Homebrew
上記の Homebrew の公式サイトから、下記のコマンドをコピーしてターミナルに貼り付けて実行する。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
インストールが完了したら、念のため help コマンドを実行して確認。
$ brew help
Homebrew でアプリケーションをインストールする
Google Chrome
$ brew install --cask google-chrome
Visual Studio Code
$ brew install --cask visual-studio-code
PHP のバージョンアップ
Mac に既にインストールされているPHPのバージョンを確認する。
$ php -v
WARNING: PHP is not recommended
PHP is included in macOS for compatibility with legacy software.
Future versions of macOS will not include PHP.
PHP 7.3.24-(to be removed in future macOS) (cli) (built: Dec 21 2020 21:33:25) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.3.24, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
インストール可能なPHPのバージョンを確認する。(brew search コマンド)
$ brew search php
==> Formulae
brew-php-switcher php@7.2 phplint phpunit
php php@7.3 phpmd
php-code-sniffer php@7.4 phpmyadmin
php-cs-fixer phpbrew phpstan
==> Casks
eclipse-php netbeans-php phpstorm
php@7.4 をインストールする。
$ brew install php@7.4
インストールした php@7.4 を使用するには、PATH を設定する必要がある。そのためには、ターミナルに表示されている以下のコマンドをコピー&ペーストして実行する。これにより、環境設定のファイル ~/.zshrc に PATH の設定が追記される。
$ echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.4/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
$ echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.4/sbin:$PATH"' >> ~/.zshrc
この変更をターミナルにも反映させるため、変更した環境設定ファイル ~/.zshrc をターミナルに読み込ませる。(ターミナルを閉じて開き直す、でも良い)
$ source ~/.zshrc
PHP のバージョンを再度表示させ、バージョンアップされたことを確認する。
$ php -v
PHP 7.4.16 (cli) (built: Mar 4 2021 20:52:51) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v3.4.0, Copyright (c) Zend Technologies
with Zend OPcache v7.4.16, Copyright (c), by Zend Technologies
Git のインストール
Mac にはデフォルトで入っている場合もある。
$ brew install git
インストールしたら Git の初期設定も忘れずにやっておくこと。
Mac のキーボード(US)についてのメモ
基本
操作 | キー |
---|---|
全選択 | 「command」+「A」 |
コピー | 「command」+「C」 |
切り取り | 「command」+「X」 |
貼り付け | 「command」+「V」 |
保存 | 「command」+「S」 |
一つ前の操作を取り消す | 「command」+「Z」 |
一つ操作を進める | 「command」+「shift」+「Z」 |
ファイルを開く | 「command」+「O」 |
新規作成 | 「command」+「N」 |
印刷 | 「command」+「P」 |
再読み込み | 「command」+「R」 |
検索 | 「command」+「F」 |
操作 | キー |
英字・ひらがな入力切替 | 「control」+「space」 |
最前面の App の環境設定 | 「command」+「カンマ(,)」 |
カーソル操作
操作 | キー |
---|---|
カーソルを1文字右へ移動 | 「control」+「F」 |
カーソルを1文字左へ移動 | 「control」+「B」 |
カーソルを1文字上へ移動 | 「control」+「P」 |
カーソルを1文字下へ移動 | 「control」+「N」 |
カーソルを行頭/文頭に移動 | 「control」+「A」 |
カーソルを行末/文末に移動 | 「control」+「E」 |
カーソルの右の文字を削除 | 「control」+「D」 |
カーソルの左の文字を削除 | 「control」+「H」 |
カーソルの右の文字から 行末/文末まで削除 | 「control」+「K」 |
切り取った行を貼り付ける | 「control」+「Y」 |
カーソルの位置で改行する | 「control」+「o」 |
Back Space キーは?
「delete」キーはあるのに「backspace」キーが無い!!
しかも、「delete」キーを押すと一つ前の文字が消される。これは「backspace」の動作ではないのか???
Mac と Windows では次のような違いがあるらしい。
Mac | Windows | |
---|---|---|
一つ前の文字を消す | 「delete」キー | 「backspace」キー |
一つ後の文字を消す | 「fn」キー + 「delete」キー | 「delete」キー |
Visual Studio Code のキーボードショートカット
操作 | キー |
---|---|
カーソル行の削除 | 「command」+「shift」+「K」 |
ターミナルの表示・非表示の切替 | 「control」+「`」 |